川のゴミ拾いって、日本全国で結構行われているんですよね。
でも、そういう活動の多くが「自分たちの住んでいる地域の川をキレイにしよう」というもので、ボクたちの意図することとは少しズレがあります。
ボクたちが目指しているゴミ拾いは、「そこにゴミが落ちているから拾おうゴミ拾い」です。
現在の活動場所に、すべての参加者がなじみ深いわけではありません。参加者の中には近くに住んでいる方もいますが、そうでない方々が大半です。
希望的観測では、その地域の住民や共同体(自治体や学校)などを巻き込んで、ボクらが作った土台の上に地域の人々自身が自分たちの川を守る営みを築き上げていって欲しいと考えています。
地域の人々の手で川の管理ができるようになれば、ボクたちはまた違う川に移動して、同じ作業をまた一から始めたいと思っています。
言わば、ボクらはゴミ拾いを始めるスタートダッシュの部分を請負わせてもらって、ある程度加速がついて安定すれば地域の人々で管理してもらえないかなと考えています。
ここまでの話では、ボクが冒頭でズレがあると述べた「住んでいる地域の川をキレイにしよう」ということと何ら違わないんじゃないか、と思われるかもしれません。
しかし、ボクたちの最終的な目標は、色々な川において複数の地域住民グループをつくり、さらにゴミ拾いの日を重ならないようにして、相互に協力してお互いが相手グループの川のゴミ拾いに参加できるような環境を作ることです。
そのようなネットワークを作ることは、人海戦術である部分が大きいゴミ拾いにおいて、非常に有効な手立てになると思います。
また、ゴミ拾いの過程において様々な問題を抱えることが予想されます。お互いの問題を相談し合える場があれば有意義ではないでしょうか。
いきなり参加するのは難しいと思われるかもしれませんが、一度、清掃活動に参加したからといって、その後の参加が強制されるわけではありません。
来たいときに来て、拾いたいときに拾う。強制されてする清掃活動ってなんかイヤだし、かったるいですよね。
かく言うボクも高校のときなどの掃除は大嫌いでした。
でも川のゴミ拾いは、みんなが楽しめるし、キレイになることが実感できるし、とてもすばらしいことです。
ボクたちの活動に賛同していただき、また実際に共に活動してみたいという方がおられましたら、どなたでも大歓迎ですのでまずはこちらまでご連絡下さい。
もちろん質問、批判、その他なんでもお気軽にご連絡ください。